1話、2話と桃井かおりという怪物級のゲストが登場しインパクトが強すぎたため、3話のゲストはやりにくいよなと思っていましたが、
ボクサー役の岡山天音、この役のためにボクサーらしい肉体に短期間で改造する力の入れようで、大先輩たちを相手に大健闘でした。
テレビ朝日 木曜21時
「緊急取調室season4」第3話
主演…天海祐希
脚本…井上由美子
演出…常廣丈太
不良上がりのボクサー石倉(岡山天音)はタイトルマッチが迫る中、週刊誌の記者が誰かに殴られ死んだ事件が発生し、
防犯カメラに事件前に一緒にいるのが映っていて容疑者になります。
刑事部長(池田成志)は不良上がりだからという偏見で、すっかり犯人扱いでキントリに自白させろと命じます。
しかし、石倉は取り調べには非協力的で、態度は至って悪く手こずらせます。
タイトルマッチの事前会見でチャンピオンの加賀美(神尾楓珠)が石倉に何か耳打ちしているのを真壁(天海祐希)が引っかかったところから事件の捜査は思わぬ方向に…
加賀美は死んだ記者にゆすられていて、
石倉のジムは八百長しているというガセネタを記者に流し、石倉にも八百長なんてやらないからな…と告げて揺さぶりをかけたのでした。
神尾楓珠が珍しく悪いヤツを演じていて、そちらの可能性も示しました。
記者を死に至らしめたのは、先輩の記者が口論から殴りつけたためで、石倉の無実を証明したキントリのメンバーは、
加賀美のウソも暴き、石倉がジム会長(阿南健治)を疑い憎むのも、晴らしてあげるのでした。
ウソに翻弄され怒りや苦しみにさいなまれる石倉を岡山天音がエキセントリックに演じて、天海祐希やでんでんらを相手に一歩もひかず熱演しました。
怒りにまかせて、大事な拳で壁を殴ろうとするのをみんなで必死に止めるのは感動的でした。
池田成志の刑事部長が憎々しくて良いですね。いいスパイスになってます。
いつか土下座させたいですね（笑）
今回の評価は…