今回のサブタイトルはシンプルに「勝負」
バッティングセンターにやってくる陽子(山下リオ)は大学時代に仲間と起業した会社の社長。
しかし、ソフトバンクが明らかにモデルの大企業、ハードバンクに買収されそうになり…って話。
テレビ東京 水曜25時10分
「八月は夜のバッティングセンターで。」第6話
主演…関水渚、仲村トオル
脚本…矢島弘一
演出…原田健太郎
陽子は仲間たちが、買収には譲るところは譲ってと平和的な解決を望んでいるのに、あくまで勝負をすると一人意気込んでいます。
バッティングセンターに来ても、女性とは思えぬほどバンバン打ちまくる陽子。
なかなか空けてくれないと子どもたちが文句を言うほど。
まわりが見えず、自分一人で突っ走ってしまいがちな陽子。
そんな陽子を伊藤(仲村トオル)は例によって妄想のスタジアムへ。
延長戦にもつれていて、二死満塁のピンチにマウンドに立つ陽子。まわりには会社の仲間たちが守っています。
あくまで勝負と鼻息のあらい陽子を伊藤は降板させ、レジェンドの吉見一起がマウンドへ。
吉見は強打者相手に敬遠を選び、1点許したあとに次の打者は打ち取ります。
仲間が裏の攻撃で2点以上取ってくれると信頼しての作戦でした。
無理に勝負に行ったらもっと点を取られたかもしれないけど、あえてそうしなかった覚悟、それも必要という教訓でした。
陽子は買収に応じることにし、譲るところは譲りつつも、こちらの要望もつきつけます。
一人相撲にならず、まわりのチームメイトたちを信頼し戦うことにしたのです。
今回も野球とうまく結びつけてよくできていました。
今回の評価は…