今回、良かったですね。
新シリーズから加わった田中(八嶋智人)とメガネキャラがかぶってしまった軒下(浜野謙太)がフィーチャーされた回で、
「男はつらいよ」の寅さんのように、恋人作りに熱心な軒下が、せっかくモテたのに失恋してしまう…というエピソードで王道ながらいい話でした。
フジテレビ 月曜21時
「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診療レポート~」第3話
主演…窪田正孝
脚本…大北はるか
演出…相沢秀幸
何が良かったかと言えば、単なる軒下の恋バナではなく、そこに放射線技師としての軒下の仕事ぶりがしっかりと話にからんできて、このドラマの本来の趣旨からはずれなかったのが良かったです。
このドラマの最大の武器はやはり放射線科を舞台にしていることですから、軒下が自分を好きと言ってくれるすみれ(堀田真由)に、彼女が悩み続けている顔を認識できないのを検査によって明らかにし、解決するのが良かったです。
結局、ずみれを気にする幼なじみの存在から、自分は身を引くほろ苦さ。
そんな哀感を浜野謙太が切なく演じてました。
プロフェッショナルとしての仕事なきっちりやれるけと、プライベートはうまくやれない…そんな共感しやすいエピソードでした。
今後もこんな感じでお願いしたいです。
今回の評価は…