死にたい生徒と人を殺した?教師…「顔だけ先生」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは主人公の遠藤(神尾楓珠)自体、かなりな変わり者でそこからしてトリッキーなんですが、




園芸部の生徒が美にめざめたり、中退する生徒が仮想同窓会を開き死人で参加したり…





と生徒側もかなりトリッキーなことをして、油断のならない学園ドラマです。





フジテレビ 土曜23時40分

「顔だけ先生」第5話


主演…神尾楓珠

脚本…秋山竜平

演出…原桂之介




コミカルになったりシリアスになったり、回によって雰囲気が変わるこのドラマですが、





今回は傭兵姿の遠藤が銃で人を殺している動画が生徒の間で拡散されているという、かなりハードでミステリアスなノリで始まりました。





確かに遠藤の過去はあまり知られていなくて、本人も否定はしないんです。






遠藤のつかみどころの無さを、神尾楓珠は独特の雰囲気で演じています。





遠藤の過去を知る人々から話を聞き、野球部の時、監督に1回だけキレたことや、ブラック企業に勤めていて心を病み退職をしたことがわかります。





遠藤が自由奔放に無理せず生きるに至るには、そういう苦しみがあったんですね。





漠然と死にたくなる生徒に、遠藤は死にたい気持ちをそのままに生きたくなることを見つけるようにアドバイスします。





そうやって遠藤自身が、死にたい気持ちから開放されたんでしょうね。

経験に裏打ちされた重みを感じました。





動画は映画研究部の作品の一部というオチでした。

だったらすぐバレそうですけどね。

あまりに思わせぶりな演出はいただけません。





今回の評価は…