続編である今シーズンは、まず良いなと思うのは、ラジエーションハウスの放射線技師たちの仕事ぶりをエピソードの中心にすえて描くようにしている点。
また最近の医療ドラマにありがちな、1つの回に2，3人の患者のエピソードを盛り込むようなことをしなくなってきたこと。
それと五十嵐(窪田正孝)と甘春(本田翼)の恋バナは抑えめで描いていること。
こういった点でよくなっているなと思っています。
フジテレビ 月曜21時
「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診療レポート~」第6話
主演…窪田正孝
脚本…神田優
演出…相沢秀幸
今回は甘春をめぐって争う恋がたきの辻村(鈴木伸之)のピンチを、五十嵐は技師たちと共に救うという話でした。
前作は五十嵐が放射線技師でありながら、医師免許も持っているという、ちょっとややこしい原作の設定にこだわりすぎていた面がありましたが、
今シーズンはあくまで放射線技師の本分を守り、検査や読影から医師たちをサポートするというスタンスが見やすくて良いと思います。
今回はフィーチャーされたのが鈴木伸之だから、ゲストが同じEXILEグループの片寄涼太なのかは分かりませんが、彼演じる弁護士が、自分の父親を医師過誤で亡くしたためにムキになって辻村を告発しようとするも、
技師たちの尽力や説得で、患者に再検査を促し、自分自身が最も憎む医療過誤に手を貸しかねないところだったと感謝する流れでした。
放射線技師の活躍でトラブルを回避するというエピソードを丁寧に見せた姿勢は評価します。
今回の評価は…