ロボットの目に涙…「ラジエーションハウス」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は真面目で無愛想な放射線技師、悠木(矢野聖人)の謎の腰痛エピソードと、甘春(本田翼)の父親、正一(佐土井けん太)のすい臓がんエピソード、緊急搬送されてきた末期がん患者、今井のエピソードと3つも盛り込んできました。





しかし、正一も今井も命に限りがあると知り、残りの時間をどう生きるかという意味で共通しており、




悠木と今井は病室が同部屋になって、お互い好きなラーメンを食べに行き、貴重な時間を共有するというつながりがあり、まとまりがあるのが何よりでした。





フジテレビ 月曜21時

「ラジエーションハウスⅡ~放射線科の診療レポート~」第7話


主演…窪田正孝

脚本…大北はるか

演出…水戸祐介





今井役の戸塚純貴が良かったですね。

水曜22時の「恋です!」でも黒川(杉野遥亮)の親友の緑川を好演してますが、




この人は笑顔でさまざまなニュアンスの感情表現ができる顔芸の名手です。





私めは「PTAグランパ!」というドラマで彼に注目したんですが、ふざけた表情しながら、





スッと真顔になった時の言葉にグッと重みを持たせる演技は、今回の今井を演じていても引き込まれるものがありましたね。





ラーメン好きの今井と悠木が共通に行きたかった行列店の話題で盛り上がり、悠木は1時間も2時間も並ぶ時間がもったいないから並ばなかったと言ったら、




悠木はその惜しんだ時間で何をしたのか?と痛いところをつきました。




それが引っかかっていて、悠木は有休を使って今井を連れ出しラーメン屋に行ったのでした。




今井が亡くなったあとに、今井がSNSで

悠木とのラーメンが最高だったと書いていて、





それを見た悠木は人知れず泣いていました。今井との交流で、悠木の考え方は変わったんでしょうね。

いい話でした。





甘春と父親のエピソードはそれはそれで1話にしてじっくりやっても良かったのにもったいない感じでした。




遠藤憲一はこちらもお休みになりましたが、やはり他の仕事の都合でしょうか。




今回の評価は…