実は恩返しだった…「顔だけ先生」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は前半やけにふさげ過ぎなのが気になりましたが、後半はグイグイとシリアスになり、遠藤(神尾楓珠)らしい名言も出て、このドラマらしかったです。

相変わらずクセの強いドラマですね。





フジテレビ 土曜23時40分

「顔だけ先生」第7話


主演…神尾楓珠

脚本…保木本真也

演出…原桂之介





今回、問題を起こしたのは、登校拒否をしていながら、超能力動画をアップしバズっている佐川(岡本莉音)。




消させるか退学させるかしないと!とと息巻く川相教頭(八嶋智人)に、遠藤は珍しく積極的に自分が説得するから退学させないでとお願いし、佐川に会いに行きます。




佐川は実は幼い時に超能力少女として一世を風靡した子で、遠藤はそのファンだったらしく意気投合、遠藤となら話せると仲良くなります。





しかし、遠藤はハニートラップにあい、ラブホテル内で佐川を襲っているように見える動画を撮られ、これを流されたくなかったら…と脅されます。





いきなりブラックな感じに豹変する佐川を演じる岡本莉音の演技の迫力に面食らいました。





幼い時に番組で相談者に死んじゃえと言ったら、その人は自殺したとあらぬ噂を立てられ、佐川は人殺しのレッテルを貼られてしまったのです。





成長しても昔のことを隠していたのに通学途中にバレ、以来不登校になりました。




心に闇を抱えた佐川は、遠藤にも淫行教師のレッテルを貼らせ、自分のように苦しめようとしたようです。





しかし、遠藤はそんなことになっても平気だと…

「決められたルールの中で僕は楽しむ。佐川さんがずっとついてくる人生でしょ?それはそれで楽しい!」






レッテルを貼られたら、自分で新しいのを貼ればいい…





佐川に救われた山路さんというクラスメートも手をさしのべてくれて、佐川は変わっていきそうでした。




なぜ、遠藤が佐川に積極的だったかというと、遠藤が仕事をやめ、ホームレス生活をしていた時に、





佐川少女の動画を見て、3回回ってワン!って吠えたら人生は楽しくなると言われ、それをやって救われたことへの恩返しだったようです。




ラストにもうひとひねりしてくるあたりが、このドラマの油断のならないところです。





今回の評価は…