また天海(小栗旬)は復職しましたが、日本沈没編に入ってもまだ、政治家のパワーゲームや、それをしたたかに操る天海とか、
そんなことしている場合か?ということばかり描かれ、相変わらず迫る国家規模の危機をあまり感じさせない展開でした。
TBS 日曜21時
「日本沈没~希望のひと~」第6話
主演…小栗旬
脚本…橋本裕志
演出…土井裕泰
関東沈没は想定より最小限で被害は食い止めたようですが、復興に向けて東山総理(仲村トオル)と里城副総理兼財務大臣(石橋蓮司)の考えは対立します。
総理に逆らわれた里城は、関東沈没の原因を招いたのは東山肝いりの事業という記事を書かせて発言力を弱めようとしますが、
東山に味方する天海は、里城の機密漏洩して大企業に利益誘導した不正を暴く記事をちらつかせ、折衷案で里城を丸め込みます。
麻生前副総理をイメージさせる里城は、権威主義や頑迷な感じにイライラさせられるキャラで、こんな政治家が力を持ち居座っている日本のダメさを匂わせてこれはこれで見ものなんですが、
でも、そればかりやたらと見せられてもな~なんですよ。
1億以上の日本国民をどこに逃がすのか?これはとんでもない問題ですよ。
オーストラリアの元首相にちょっと頼みに行くなんて甘いもんじゃありません。
天海や常盤(松山ケンイチ)たち官僚がどう立ち向かっていくか、そこをもっとしっかり見せてくれませんかね。
天海と椎名(杏)の恋愛要素なんて、ホント要らないですからね!
今回の評価は…