多数派が偉いわけじゃない…「顔だけ先生」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回も深い話でしたね。

ふざけてそうで、実は哲学的ともいえるところまで描いている。

「顔だけ先生」というちょっとチャラついたタイトルが、ホント損していると思います。





フジテレビ 土曜23時40分

「顔だけ先生」第9話


主演…神尾楓珠

脚本…秋山竜平

演出…原桂之介




今回は生徒会長選挙を通して、多数派を味方にして、トップであろうとする坂本(綱啓永)と、少数派も守ろうとあえて立候補する水原(田幡妃菜)を対比して描き、多数派と少数派って?というのを考えさせる回でした。





坂本は部員数の多い部活ほど優遇されるべきと主張し、水原のもとには少数派の人たちから声援が…





これって日本の政治にも通じるものがあるなと思いました。





亀高(貫地谷しほり)が坂本に言ったように、数が多いからって偉いのかってことで、自民党は自分たちが多数派だから偉いんだと野党や国民を小馬鹿にして好き勝手をしているきらいがあります。




でも、坂本も亀高や遠藤(神尾楓珠)の影響を受けて、少数派の生徒をかばう行動に出ていたのは微笑ましかったです。




まわりが何と言おうと自分がこうありたいというのを貫くべきだという遠藤の考えを実践している水原と、園芸部の森戸(長谷川慎)がひかれあい、抱き合うのもちょっと嬉しかったです。





遠藤が生徒に良い影響を与えているのが分かる回でもありました。




あと、早坂(三浦涼介)がゲイだと明かした時のリアクションが遠藤と亀高が同じだったのも良かったですね。

だからお似合いなんですね。





今回の評価は…