若手官僚がそこまでやる?…「日本沈没」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは天海(小栗旬)が主人公ですから、あくまで主人公が活躍しなければドラマとして成り立たないんだ…なんてことは百も承知で書きますが…





それにしても、天海の働きぶりはスゴいですよね。環境省の若手官僚にすぎないのに…。





TBS  日曜21時

「日本沈没」第8話


主演…小栗旬

脚本…橋本裕志

演出…平野俊一





前回のラストでアメリカと中国を天秤にかけて世界的な日本企業移転をエサに移民受け入れ交渉をしていたのですが、




アメリカ側の東山総理(仲村トオル)が勇み足で話をつけてしまったので、勝手にアメリカは生島自動車の合併を発表してしまい、





出し抜かれた中国は激怒し、日本が沈没の危機にあることを世界に明かしてしまい円は暴落という最悪の事態になります。





とにかく中国の怒りをしずめないことには仕方ないので、東山は中国に出向いて交渉するが、中国は1000万人受け入れの見返りに大企業5社の移転を要望してきます。




その中には、常盤(松山ケンイチ)の父親(小野武彦)が会長の常盤医療も含まれていました。




しかし、皮肉にも他の4社は応じたのに、常盤医療だけが拒否します。

社員たちのこれからの人生を考えたら、

中国には行かせられないと言うのです。





生島自動車がアメリカに移転せざるをえなくなった政府の失態から、常盤会長は政府に頼らず、カナダと独自に交渉を始めていたというのです。





そこで天海は中国が世界中にチャイナタウンを持つように、日本人も移転先で日本人の街を作る「ジャパンタウン構想」を提案します。





里城(石橋蓮司)も常盤会長も、良い考えだが実現は難しい夢物語だとか、中国が応じるわけがないとか否定的です。





しかし、天海はへこたれず、劉国家主席に言ってもダメなら、いまだ発言力のある楊元国家主席に頼もうと、里城と中国へ。





かつて中国が経済成長をめざした時に、里城が企業団を連れて技術力を提供したりして貢献してくれたことへの恩義から、楊元国家主席は劉国家主席に話をしてくれることになりました。





当初は口うるさい頑固ジジイ的に描かれていた里城ですが、ここに来てお株が急上昇となりました。





ま~現実はこんな劇画チックな展開にはならないでしょうが、私めはこれはドラマだからと野暮なことは言わず見ることにしましたので、素直にここは嬉しくなりましたね。





しかし、これだけ世界各国への受け入れに尽力しているのに、移民したくないという国民がかなりいるんですね。




高齢者とかは特にそうでしょうね。

今さらよその国で暮らすなんて…ってなりますよね。

まだまだ難題山積みです。




東山総理が爆破テロにあったようですし…。

最終回は2時間スペシャルのようです。






今回の評価は…