やはり藤田は生きていた…「アバランチ」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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やはり桐島(山中崇)はアバランチに味方してくれていましたし、

前回チラチラ存在を匂わせていた何者かは死んだはずの藤田(駿河太郎)でした。




そのへんは予想通りでしたが、まさかアバランチのメンバーで命を落とすのは、拉致された牧原(千葉雄大)ではなく、打本(田中要次)だったのは予想外でした。





フジテレビ 月曜22時

「アバランチ」第8話


主演…綾野剛

脚本…小寺和久

演出…山口健人





牙をむく大山(渡部篤郎)と大山が率いる闇の組織極東リサーチにより窮地に追い込まれるアバランチのメンバー。





爆弾が仕掛けられ、それはアバランチのメンバーの仕業のように仕組まれていました。





アバランチの殲滅のためなら、一般市民の犠牲も厭わない大山の悪辣さがおぞましかったです。





山守(木村佳乃)を目の前に置き、いたぶるようにしている大山のもとへ、羽生(綾野剛)が乗り込んでいき、大山に宣戦布告するのはやられっぱなしではなくちょっと痛快でした。





こういう腹をくくった演技をすると、綾野剛は俄然輝きを増しますね。





爆弾は拉致された牧原の所にあり、爆弾処理班だった打本はその時限装置を解除できず、爆弾を持って屋上に上がり、空に投げ上げ、自分だけが死にます。

壮絶な最期でした。





その場から逃げなければ一網打尽にされるピンチ、桐島が鮮やかに指示を出し切り抜けさせてくれました。






しかし、桐島の裏切りは大山にはお見通しで、それが明かされた時の桐島の無念さを山中崇が実に複雑な演技で見せてくれました。






大山役の渡部篤郎はますます怪物感を増してきて静かな凄みが見事です。





藤田はなぜ生きていたのか?

あのテロは何だったのか?

気になるラストでした。





今回の評価は…