いよいよ今年最後の記事です。
1年間、ご愛読いただきありがとうございました。
最後の記事は私めが高評価した作品のベスト10をカウントダウンで発表します。
10位
竹野内豊主演
「イチケイのカラス」‥3.91
裁判官を主人公にしたユニークな法廷ドラマでした。
9位
吉田羊、國村隼主演
「生きるとか死ぬとか父親とか」‥3.92
妙齢の独身女性が父親と改めて向き合うことで起きる様々な思い。人生を感じさせる秀作でした。
8位
山田裕貴主演
「ここは今から倫理です」‥4.00
現代の高校生の抱える悩みを倫理の授業にからめて答えを出していくユニークな学園ドラマでした。
7位
池脇千鶴主演
「その女、ジルバ」‥4.00
さえない30代女性が、自分らしさを発揮できる場を得て変わっていく‥心癒やされる人情話でした。
6位
永野芽郁、戸田恵梨香主演
「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」‥4.00
派出所勤務の新人女性警官の視点から男社会の警察を描いたのがユニークで、シリアスとコミカルの配分が絶妙でした。
5位
菅田将暉主演
「コントが始まる」‥4.00
売れないコントトリオが、夢を追うことを諦めるに至るまでをほろ苦く描いた青春ドラマでした。
4位
鈴木亮平主演
「TOKYO MER~走る緊急救命室~」‥4.09
救うべき命があれば、そこへこちらから出向いて救うというMERメンバーの勇気ある行動がコロナ禍に更に強い感動を与えました。
3位
吉高由里子主演
「最愛」‥4.10
恋愛とヒューマンドラマの要素も濃厚にまじえた上質のサスペンスでした。
2位
長瀬智也主演
「俺の家の話」‥4.20
伝統芸能の能楽とプロレスという相反するエンタメを見事に融合させ、一筋縄ではいかないホームドラマに仕立て上げた、真似のしようのないクドカンならではの秀作でした。
そして、年間最優秀作品賞に輝いたのは‥
杉咲花主演
「恋です。~ヤンキー君と白杖ガール~」
今年は大半がコロナ禍でしたから、やはり前向きになれる、元気をもらえる、癒やされる、そんなドラマが受け入れられる年でした。
このドラマも、ヒロインのハンデを負の方向に描かず、世界を広げていく前向きさが多くの共感を得ました。
皆さん、1年間ありがとうございました。
どうぞ、よいお年をお迎えください。