松岡昌宏のインパクトが強すぎ…「逃亡医F」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回を見て一番強く感じたのは、せっかく成田凌はこれがプライムタイム連ドラ初主演なんだから、松岡昌宏ももうちょっと抑えて演技したらいいのに、





主役を食うほどの強烈な迫力で演じてしまい、主人公はかすみ気味で気の毒にな…ってことでした。




日本テレビ 土曜22時

「逃亡医F」第1話


主演…成田凌

脚本…福原充則

演出…佐藤東弥




主人公の天才脳外科医・藤木は、恋人で

ある研究医の妙子(桜庭ななみ)が転落死。その場に居合わせたのを目撃され、他殺を疑われ容疑者扱いに。

真犯人を捜すべく逃亡し、指名手配されてしまいます。




無実なら釈明すれば良かったのに…

いかにハメられたかはあまり丁寧に描かれず、さっさと逃亡者扱いになってしまいました。




随分、強引だなと面食らっていると、登場したのが妙子の父親がわりだった兄の

拓郎(松岡昌宏)





妙子は藤木に殺されたと信じ込んだ拓郎は復讐の鬼となり、藤木を執拗に追いかけることになるようです。




元自衛隊員の拓郎は、ズカズカと警察の捜査本部に乗り込んで来るわ、後輩を呼び出して車を奪って追跡に使うわ、ド迫力の暴れっぷりで、




その強烈な存在感で、たちまち主人公はかすんでしまうほどでした。




…で、偽名を使い、観測船に潜りこんだ藤木は、船上で大ケガをした美香子(森七菜)を手術道具が揃ってない中、天才的に手術してしまいます。




そこは見せ場だったのですが、松岡昌宏ばかりでなく、もう1人強烈なキャラが登場。




安田顕演じるクレイジーな雰囲気プンプンの研究者、佐々木です。

部下の涙をなめてすするという悪夢のような映像を見せられては、またもや成田凌の熱演も軽く吹っ飛んでしまいました。怪演にもほどがあります(笑)





なんだか、悪趣味すれすれのエグいドラマで、陳腐な逃亡者ものにするまいというスタッフの意向が強すぎる気がしました。




あくまで主人公を立てた作りにしてくれないと、見ている視聴者は身が入りません。




今回の評価は…5