このドラマって意図的に毒々しく描いているようで、初回はヒロイン望緒(波瑠)をおとしめる後輩りえ(松村沙友理)や、口汚くののしる奈々江(新川優愛)とかの存在が不快感さえ覚えて、
先々、見続けていくのはしんどいかもとさえ思いましたが、今回はりえは車にひかれ、奈々江は死んだので、初回よりは見やすかったです。
しかし、優美(黒川智花)の夫、野瀬(徳重聡)の描き方はかつての冬彦さんを彷彿とさせるどぎつい演出で、どうもそういうあざとさが鼻につくドラマです。
テレビ朝日 金曜23時15分
「愛しい嘘~優しい闇~」第2話
主演…波瑠
脚本…丑尾健太郎
演出…樹下直美
奈々江が死んだ日に一緒にいて橋から落としたのも、望緒やりえを突き飛ばして車にひかれるようにしたのも雨宮(林遣都)ではないかと、怪しむ望緒なのですが、
雨宮は望緒を母親(高橋ひとみ)が若年性認知症のため入っている施設に連れていき、そこにいたことを証明しました。
この手のサスペンスで早い段階からアリバイを証明するような人物は逆に怪しい…ってパターン多いですよね。
望緒に味方し、寄り添う人ほど怪しむべきで、雨宮はやはり相当怪しそうです。
転校したらしい中川って生徒に、望緒以外の仲間たちは何をしてしまったんでしょうか?なぜ望緒だけ覚えてないんでしょう?
奈々江の次に犠牲になるのは?
優美が危なそうですね。
しかし、同じ過去とつながるサスペンスでも「最愛」のような切なさがこちらには無いですね。
改めて「最愛」がいかに優れていたかがわかります。
今回の評価は…6