石田ゆり子っぽい演技をする毎田暖乃ちゃんに脱帽…「妻、小学生になる。」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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毎田暖乃と書いて、「まいだのの」と読むんだそうです。スゴい子役さんがまた出てきましたね。




私めは朝ドラを見ていないので、「おちょやん」でヒロイン杉咲花の幼少期を演じて評判になったのを知りませんでしたので、このドラマが初見です。





TBS 金曜22時

「妻、小学生になる。」第1話


主演…堤真一

脚本…大島里美

演出…坪井敏雄





このドラマは10年前に死んだ妻が、生まれ変わって10歳の小学生になり、夫と娘の前に現れる…という設定を受け入れて見られるかどうか視聴者はふるいにかけられます。





それは「民王」や「天国と地獄」「あのときキスしておけば」のような入れ替わりものでもそうなんですが、非現実的な設定はそれだけでダメって方はいますからね。





そういう方には残念ながらオススメはできません。

私めは至ってすんなりと受け入れるタイプなので、それをふまえて記事をお読みいただければと思います。




私めがこのドラマの情報に初めてふれた時に強く感じたのは、妻の生まれ変わりを演じる子役さんの演技が非常に重要なドラマになるなということでした。





初回を見て、毎田暖乃ちゃんの演技力に私めは舌を巻きました。

暖乃ちゃんの演技力を信じて、演出も石田ゆり子と映像的にすりかわるというありがちな演出をあえて多用せずに、暖乃ちゃんの演技で石田ゆり子を感じさせるという演出を取っていました。





これが、石田ゆり子に一旦演じてもらってから演じているのかと思うくらい、しっかりと石田ゆり子が演じているような口調や雰囲気になっているんです。

これには驚きました。




実際、石田ゆり子は自分の出番が無くても現場に来て、アドバイスをしているそうです。そんな支えもあっての名演技のようです。




夫の圭介(堤真一)や娘の麻衣(蒔田彩珠)が半信半疑なのが、弁当やケーキで信じるに至るくだりにはジーンとしました。




かつて仕事もバリバリやっていて、家庭も円満だった頃の圭介と、妻に死なれてしおれて老け込んだ圭介との演じ分けをする堤真一の演技も流石でしたね。




妻がまた現れてくれて、変化していくさまを鮮やかに演じてくれることでしょう。




冬ドラマでは数少ない泣けるドラマになりそうです。

今回の評価は…8