一人で抱え込む花枝…「ファイトソング」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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聴力を失うかもしれないことを誰にも話せないでいる花枝(清原果耶)。

手術は迫っていて、1人で受けようとする花枝に医師(橋本じゅん)は、付き添いが必要だから誰かに話すようにと言います。





TBS  火曜22時

「ファイトソング」第6話


主演…清原果耶

脚本…岡田恵和

演出…石井康晴




前回のラストで慎吾(菊池風磨)が春樹(間宮祥太朗)の花枝への交際再開の申し出を、花枝が返事する前に「お断りします」と言ったのは、




すぐ、おちゃらけて引っ込んでしまいました。

こういう詐欺みたいな引っ張りはがっかりするので、あまりやってほしくないですね。





…で、交際再開した2人。

遊園地デートでは、今まで照れて花枝を名前で呼んでいなかった春樹は「花枝」と呼ぶことに決まりました。




ここでも何パターンか呼んでもらって、聞き心地のよい「花枝」に決めたり、

ジェットコースターを春樹1人に乗せて、花枝は下で目をつぶって音を聞きながら、手をつないで乗る自分を想像したり、




聴力を失う花枝だからこその切なさが裏テーマとしてあるのが、このドラマならではのところですね。




既に聴力を失っている葉子(石田ひかり)から好きな人の声は聞けないけど、一方的に電話しちゃう…と聞き、





春樹に電話して、電話越しに大好きな「スタートライン」を歌ってもらいます。

このシーンも切ないものがありましたね。聞けなくなってしまうんだなと思うと。





切ないと言えば、花枝から兄貴的にしか思ってもらえない慎吾も、恋心をわかってほしいのに、




バックハグをして、何か抱えてるんだったら話してくれ…というのが切ないものがありましたね。





既に直美(稲森いずみ)は穂香(莉子)から聞いて知ってしまいましたが、花枝はみんなに話す気になったようですね。




そうなると春樹だけ知らないことになり、それはそれでややこしいことになりそうです。




迫(戸次重幸)と直美の関係性も私めは好きで、直美にとって遠慮なく泣ける場所があるというのは素敵だなと思いました。




今回の評価は…8