なるほど、香音人(早乙女太一)はもう死んでたんですね。
それは意表をつかれました。
前々回に続き、死者が見えてるという非現実な要素を持ち込んできて、まさかライカ(門脇麦)も?と思いましたが、ライカはちゃんと生きているようです。
フジテレビ 月曜21時
「ミステリと言う勿れ」第7話
主演…菅田将暉
脚本…相沢友子
演出…松山博昭
前回感じた違和感、虐待を受けた子どもたちにとって、親が死ねばそれでいいのか?という疑問を、香音人もつきつけられたんですね。
放火して親を死なせ、自分が救ったはずの子どもたちが、その後罪の意識にさいなまれたり、里親のもとで苦しんでいるのを知り、香音人はもうやめようとします。
しかし、陸太(岡山天音)はそれを許せなくて、カッとなり香音人を刺し殺してしまったようです。
…なので、陸太は香音人が死んだあとも、香音人の幻影を見続けて、会話をし、天使の香音人の命じられるままに放火を続けてきたのです。
確かに、久能(菅田将暉)が放火現場に初めて行った時に、キョトンとした目で陸太の方を見ているのがちょっと気になりましたが、そういうことだったんですね。
香音人がいかに母親に虐待されていたか、陸太が学校でもいじめられていたかが描かれましたが、ドラマで昨今こんなに描かれるのは、現実にも虐待は多いんでしょうね。
胸が苦しくなります。
早乙女太一も岡山天音も見ごたえある演技は前回より更にパワーアップして見入ってしまいました。
ライカも炎の天使に救われた1人だったようなのも、もの悲しくもありました。
最近は放火が雑なやり方になっていて違和感があったので、香音人が死んでいると分かり納得したようです。
ライカは親が死んだあとどうしていたのでしょう?
まだまだ謎が多く、ライカはミステリアスな存在です。
久能の子どもの頃のことも徐々にわかってくるようですね。
今回の回想に現れた女性(水川あさみ)がかなり影響を与えたようです。
今回の評価は‥8