2022冬ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

ドラマミタローが選ぶ2022冬ドラマアカデミー賞。

続いては最優秀主演女優賞です。





女優主演のドラマは冬クールではW主演含め7本ありました。

ざっとそれぞれの寸評を。




浜辺美波

「ドクターホワイト」


ただただ浜辺美波の可愛らしさを見てほしいというスタッフの熱量に引きました。




岸井ゆきの

「恋せぬふたり」


アロマンティック・アセクシャルという「普通」ではないセクシャリティーを抱えるヒロインを誠実に演じきりました。





清原果耶

「ファイトソング」



耳が聴こえなくなるとわかってからも前向きに生きようとするヒロインをまっすぐ健気に演じました。




高畑充希

「ムチャブリ!~わたしが社長になるなんて~」


小気味いいコミカルな演技(特に心の声)にこの人天性のカンの良さがうかがえました。




黒木華

「ゴシッブ~#彼女が知りたい本当の〇〇~」


コミュ症のネットニュース編集長という変わった役柄でしたが、魅力的なキャラにはイマイチ描かれず力量を発揮しきれませんでした。




波瑠

「愛しい嘘~優しい闇~」


まわりのキャラが強烈で、ヒロインなのに存在感が薄いのが波瑠らしくもありました。




山口紗弥加

「シジュウカラ」



夫との関係に悩んだり、年下の男性に心ひかれたり…40オーバーの漫画家の生々しいリアルな感情を変化に富んだ演技で見せました。





以上、7人の中で最優秀主演女優賞に選ばれたのは…




山口紗弥加

「シジュウカラ」



脇役をたっぷりやってきた上で38歳で初めて主演した山口紗弥加にとってまだ数少ない主演ドラマの1つですが、




彼女の蓄積したものをかなり出し切れたのでは?と思える作品に恵まれました。




夫を突き放す時の冷淡さや、息子に距離を置かれた代わりにみひろに執着する時の狂気、そんなゾッとする凄みがこの人にはあります。




今後も、こういうクセの強いドラマにぜひ主演してほしいですね。