第2話は設定の説明がもう要らないので、エピソードに割とすっきり入りましたね。
ウソを並べて口八丁で営業する永瀬(山下智久)より、ウソをつけなくなり正直にお客を説得する永瀬は、
ボソボソ、かつ訥々としゃべるのが得意であり味でもある山下智久には似つかわしくて見やすくなりました。
NHK 火曜22時
「正直不動産」第2話
主演…山下智久
脚本…根本ノンジ
演出…川村泰祐
ウソをつけなくなってからというもの後輩の桐山(市原隼人)に営業成績1位の座を奪われてしまった永瀬。
なんとか奪い返したくても、ウソがつけないのでうまくいきません。
そんな中、賃貸マンションを探す三浦夫婦(笠原秀幸、徳永えり)の担当を桐山が永瀬に回してきます。
ちょっとでも成績を上げたさに、永瀬は引き受けますが、契約にOKし預り金も渡したのに、オーナー(安井洋平)が家賃を1万、後から上げてきたと夫の方はご立腹です。
しかし、妻の方はこの物件を気に入っていて、家賃を戻してくれるようオーナーに頼んでと永瀬に懇願します。
そんなの無理だろうとイヤイヤ出向いて話を聞くと、オーナーはその物件を一生住もうと買ったのに、母親の介護のため実家に住まなければならなくなったようです。
桐山はその母親の高校の教え子で、賃貸にするようアドバイスしたようです。
母親の治療費がかさむと分かり家賃も上げざるをえなかったのでした。
三浦夫婦のもとに戻り、オーナーの事情を正直に話し、家賃は据え置き5000円管理費追加という折衷案で説得しました。
このシーンの山下智久の誠実な語りは良かったですね。
こういう不動産がらみのちょっといい話になるなら、このドラマ良いなと思いました。
今回の評価は…8