桐沢がクビになるベタな展開…「未来への10カウント」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はこの手のスポーツ学園ものにはありがちな、コーチがクビになりかけて結局元に戻るというベタな展開でした。





テレビ朝日 木曜21時

「未来への10カウント」第5話


主演…木村拓哉

脚本…福田靖

演出…河合勇人




大場校長(内田有紀)はあんなにボクシング部を毛嫌いし、廃部にする気満々だったのに、ライバル校の京明に勝ちたい一心で、




インターハイ予選で全員敗退するなり、桐沢がダメだからとコーチをクビにすると言い出します。




ボクシングに素人な人が言い出すなら分かりますが、ボクシング部の監督の娘で自らも高校ではマネージャーしていたんですから、





あの弱小メンバーがすぐに強くなれるわけがないくらい分かると思いますけどね。どうもこの校長のキャラが雑に扱われているように思えてなりませんね。




…で、校長にそう言われたら仕方ないと、桐沢(木村拓哉)はコーチも非常勤講師もやめてしまいます。




…で、公民の教師だった猫林教頭(生瀬勝久)がピンチヒッターで政経を教えることになり、




コーチは折原(満島ひかり)が頼みに行って甲斐(安田顕)がやることになります。





しかし、猫林の授業はひどくつまらないので、生徒が校長のところに桐沢を戻してと直訴に来るし、





ボクシング部にはボクシング経験者の転校生、西条(村上虹郎)が入ってきて、甲斐がえこひいきをすると部員たちの不満が高まるし、





…で、行方がわからなくなった江戸川(櫻井海音)を桐沢が救い出したのをきっかけに、折原の思惑通り桐沢復帰を校長に承諾させます。





校長に頭が上がらない教頭役を楽しんで演じてる生瀬勝久と、自分がコーチしたら部内がこうもめたと1人芝居で語るシーンをお得意の顔芸付きで嬉々として演じる安田顕の好演で、展開は大したことなくても楽しんで見られました。





しかし、せっかく今年注目の櫻井海音が今回フィーチャーされるかと思ったら、雑な扱いで、木村拓哉とがっつり演技をぶつけるシーンも無く、それは残念でした。




転校生の西条は何かとトラブルを起こしそうで楽しみです。

高校1年には見えませんけどね(笑)





あと、回を重ねて大人びたことを言う折原の息子(川原瑛都)とぶっきらぼうな桐沢とのやりとりがツボになってます。




「コタローは1人暮らし」のコタローだった子ですが、生意気なのに愛嬌があって良いですね。




子役相手だと木村拓哉がナチュラルになるのも良いです。





今回の評価は…7