ハセキョーの振り切った潔さ…「やんごとなき一族」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの記事でこれまで長男の嫁役を怪演する松本若菜を度々褒めてきましたが、





今回はマダムキリコという怪物的な役を楽しげに振り切って演じていた長谷川京子を褒めたいと思います。





フジテレビ 木曜22時

「やんごとなき一族」第4話


主演…土屋太鳳

脚本…ひかわかよ

演出…三橋利行




健太(松下洸平)の足を引っ張るなら出て行けと圭一(石橋凌)にドヤしつけられた佐都(土屋太鳳)でしたが、




健太が必死に食い下がってくれて、パリで活躍するシェフを招聘できたら許すというミッションを与えられました。




今回は健太と佐都が夫婦で協力しあって奮闘するエピソードだったので、そこは良かったですね。




…で、なんと言っても今回は冒頭に書いたように、叶姉妹かよ!と思わせるほどのハセキョー演じるマダムキリコですよ。




招聘に乗ってこないシェフに、影響力があるのがそのマダムキリコで、還暦近いのに30代にしか見えず、若いイケメンたちを屋敷にはべらせていて女郎蜘蛛と恐れられる女傑です。




バスタブに花を浮かべた入浴姿を見せたり、長谷川京子がノリノリの怪演を見せ、健太たちにとっていかにも手ごわい相手でした。




しかし、何事にもまっすぐにぶつかる

佐都が深山家の男尊女卑と戦っているのを、自らも戦ってきたキリコは感銘を受け、




シェフは明人(尾上松也)の手柄になりましたが、もっとスゴいフランス人建築家のコラボをキリコがお膳立てしてくれました。




キリコはただイケメンをはべらせてるわけではなく、才能や意欲ある若者を支援してきたのでした。ただの女郎蜘蛛ではなかったわけです。




こういう役もやるようになったら長谷川京子はまた一皮むけますね。





今回の評価は…7