富士山の見えるマンション…「正直不動産」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回のメインエピソードは、富士山の見える高層マンションに住みたいと願う初老夫婦(金田明夫、手塚理美)をめぐって月下(福原遥)と、ミネルヴァ不動産の花澤(倉科カナ)が争うというものでした。




ミネルヴァ側はとかく悪徳業者っぽいので、当初は夫婦を花澤が騙して契約したように見えましたが…




NHK  火曜22時

「正直不動産」第9話


主演…山下智久

脚本…根本ノンジ

演出…野田健太




実は私めも今回登場した夫婦のように富士山を眺めるのが好きで、今住んでいるマンションもそれが気に入り購入したのですが、




数年前に駅前に超高層マンションが建ち、悲しいかな富士山が半分しか見えなくなってしまいました。




…なので、先々近くにマンションが建ち富士山が見えなくなってしまうことを、後から知って憤る夫の気持ちはよくわかります。




しかし、解約をしようにもそちらの都合なので手付金は返せないと花澤はむべもありません。




それはあんまりだと月下は憤り、自分が他のマンションを探すと意気込みますが、結局夫婦は花澤の選んだマンションに住むことに。




実は同居する息子夫婦には子どもがいて、そのマンションは子どものいる家族には助かる施設が周りに多いので、富士山よりそちらを優先したのでした。




自らもシングルマザーで子育てをしている花澤は、そこまで考えてチョイスしていたことがわかります。




また、今回は花澤がなぜミネルヴァ不動産に入ったのか、その過去もわかりました。

建設会社の現場責任者でツラい思いをしていた花澤に鵤(高橋克典)が声をかけたんですね。




花澤が鵤にやけに忠実なのもその恩義からのようです。




更に今回はようやく鵤がなぜ登坂(草刈正雄)に恨みを抱いているかもわかりました。かなりねじれた恨みでしたね。




いよいよ、次回は最終回。

続編もありそうですが、ひとまずどんなオチをつけるんでしょうか?





今回の評価は…7