改革は進んでいるけれど…「悪女」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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島田新社長(小木茂光)となり、取締役に昇格した峰岸(江口のりこ)は田村(向井理)とJK5こと女性管理職5割計画を推し進めていきます。




麻理鈴(今田美桜)もその配下として懸命に手助けするのですが…





日本テレビ 水曜22時

「悪女~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」第9話


主演…今田美桜

脚本…後藤法子、松島瑠璃子

演出…内田秀実





女性社員たちのために良かれと推し進めている改革なのに、皮肉にも幹部候補にピックアップされた女性社員たちは、決して良い方向には進んでないのが、なんとも皮肉でしたね。




田村の元カノでシリコンバレーから鳴り物入りで企画開発課長に招かれた笹沼(ソニン)は、結局お飾りの課長にされてしまうし、





幹部候補に選ばれたワーキングママの間宮(桜井ユキ)は仕事に打ち込むあまり、家事や子育てがおろそかになり、夫は家を出ていき離婚することになりそうですし、




同じく選ばれた川端(近藤春菜)も、ギスギスした会社に嫌気がさし、会社をやめることになってしまうし、




麻理鈴はホントにこの改革はこのままで良いのか疑問をいだきます。




更に、裏では田村が男性管理職たちのスキャンダルや失点を探しては退職に追い込み、女性管理職を増やしやすくしようとしていることもわかります。




麻理鈴のためにも、ガッカリさせたくないので小野(鈴木伸之)や山瀬(高橋文哉)は田村に意見しますが、改革のためだと聞く耳を持ちません。




情で動いたら改革はできないと、非情になろうとする峰岸に、麻理鈴は堂々と峰岸さんは間違っていると異を唱え反発します。




麻理鈴は小野や山瀬と、改革を間違った方向に進めそうな田村&峰岸を軌道修正できるんでしょうか?




改革というものの難しさを痛感させられました。

とかく女性を重用すると、歪んだ男性の嫉妬が、その女性の足を引っ張ろうとしがちです。




そうならないようにしながり、管理職をどう増やしていくのか、なかなかの難題です。



今回の評価は…7