生きるとは変化していくこと…「持続可能な恋ですか?」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマは脚本家が心に残るセリフを書いてくれる人なので、そこに期待して見続けてきた部分はあります。





特に林太郎は職業が辞書編纂者だけに、言葉に関することが、しばしば会話に登場してきました。

今回、特に印象的だったのは…





TBS  火曜22時

「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」第9話


主演…上野樹里

脚本…吉澤智子

演出…土井裕泰




林太郎がまだ若い頃に、教授を見舞いに行ったときに言われたこのやりとりです。




林太郎は将来優秀な学者になるだろうが、辞書編纂者は無理だと教授に言われてしまいます。

言葉は人の中で生きている。



「生きているという言葉にどう語釈をつけますか?」

「呼吸をするでしょうか?」


教授はこう言います。

「変化していくこと…はどうでしょうか?目一杯生きてください」




人と関わらず本ばかり読んでいた林太郎は、その帰り道で妊娠中で体調の悪い陽子と出会い、結婚につながったのです。





生きるとは変化していくこと。

いい言葉ですね。

人は生きる実感を変化していくことで得ていくのかもしれません。




林太郎は明里(井川遥)と出会い、また明里のパートナーとして変化していこうと踏み出したんですね。




良い方向に進み、良かったな~と心底思えました。

ただ血がつながっていないことは、もっと前に知らせるべきだったのでは?とは思いましたけどね。





杏花(上野樹里)と晴太(田中圭)の方は当て馬的存在の颯(磯村勇斗)が最終回前にグイっとプロポーズ。




結局颯は断られ、杏花と晴太は無理せず仲良くやっていくというベタな流れでしょうね。




今回の評価は…8