最終回は主演の吉川愛演じる雪がトリを務める感じで、どう生きていくのかが描かれました。
TBS 火曜25時28分
「明日、私は誰かのカノジョ」最終回
主演…吉川愛
脚本…三浦希紗
演出…酒井麻衣
雪のことを普通のカノジョのように好きになった壮太は、店を通さずに雪を温泉旅行に誘います。
現地で待ち合わせしますが、雪は現れます。
2人で露天風呂に入ったり、いいムードですが、心を割って話してもやはり、雪は壮太との間にズレを感じてしまいます。
壮太はやはり雪を可哀想な子という憐れみの目で見ていて、雪の主体性を認めてはいないんです。
カノジョになってくれるなら、明日の朝一緒に東京へ帰ろうと言われますが、雪は1人で先に帰ります。
壮太をNGリストにのせてと店に連絡する雪。
このシビアなほろ苦さがこのドラマならではです。
ラストにまたレンタル彼女として新しい客と会う雪にナレーションがかぶります。
「この窮屈な世界で、少しでも生きたいように生きていくために、私は私の足で歩いていく。だから今日も私は誰かのカノジョになる」
このドラマの集約されたテーマですね。
他の女性たちも自分らしく前向きに生きる姿が短く描かれました。
萌(箭内夢菜)が美容師になるため学校に通いだしているのにはホッとしました。
今回の評価は…8