今度は母親たちを教育していく番…「家庭教師のトラコ」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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寅子(橋本愛)が担当する3軒の家庭の教え子たちの紹介を終えたところで、次の2周めは母親たち寅子が指導していくようです。

まずは中村家の真希(美村里江)




日本テレビ 水曜22時

「家庭教師のトラコ」第4話


主演…橋本愛

脚本…遊川和彦

演出…岩本仁志



新聞社に勤める真希は会社の指示に従わないため閑職に異動させられることに。

それを不服として会社を辞めてしまいます。



しかし、辞めたことは夫(細田善彦)や娘には伝えず、再就職先を探しますがうまくいきません。




辞めたことを見抜いた寅子は「心配ない」と意地をはる真希を叱り、




家族に助けを求めようとしない真希に、いかに家族は真希を心配しているかを伝え、自分が正しいという考えを改めさせます。




こうなってくると「家庭教師の…」というより「家政婦の…」でも良い感じで、




お受験どうこうより、それぞれの家の問題に手をさしのべ救っていくドラマという、このドラマのありようが、より明確になりました。




結局、「となりのチカラ」と描こうとしているのは同じなんですよね。

家庭教師で入り込んでるか、外から覗きこんでるかの違いだけで。




「となりのチカラ」で住人たちに横のつながりができて、最後はチカラ自身を救ったように、このドラマも寅子に救われた母親たちが、逆に寅子と母親の仲を取り持ったりするんですかね?




1万円をあげるのと、拾うのはどちらが幸せ?という問いにそれぞれ答えてましたが、私めは智代(板谷由夏)と同じでどっちもイヤですかね。




次回はその智代の病気がらみの話になるようです。




今回の評価は…7