果菜子の持ち上げすぎが…「オールドルーキー」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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せっかくメインエピソードがスポーツマネジメントをしっかりと描き、パラアスリートという難しいテーマを感動的に描いてくれたのに、





このドラマのスタッフ、そんなに榮倉奈々が好きなの?と邪推したくなるくらい元女子アナ妻の果菜子(榮倉奈々)を持ち上げすぎていて、





果菜子のくだりになると、キャーキャーとみんな軽いキャラになってしまうのが、そこだけ浮いていて残念でした。

もう程々にしてほしいです。





TBS  日曜21時

「オールドルーキー」第7話


主演…綾野剛

脚本…福田靖

演出…石井康晴





いつもは協力的でなかったり、冷ややかな感じの梅屋敷(増田貴久)が珍しく熱くなって食いついてくるな~と思ったら、





可愛がっている姪っ子が、テニスをしていたのに脊髄の病気で車いす生活になっているからだったんですね。




彼女の元気を取り戻すためにも、車いすテニスの選手のサポートに熱心に励む梅屋敷の姿は、やっとこのドラマで増田貴久の良さが出たなと思います。




やはり、増田貴久の良さは自身のキャラにもつながる、ひたむきなまっすぐさですからね。

姪っ子が車いすテニスをやりたいと言い出した時には、こちらもウルっとしましたよ。




今回は増田貴久が良かったのと、あとマネジメントを依頼してくる車いすテニスプレーヤーの吉木(福山翔大)の、熱のこもった迫真の演技でした。





綾野剛と同じ事務所で間宮祥太朗に次いでこれからが期待される人ですが、かなりみっちりと猛特訓したんでしょうね。

努力のあとがうかがえる熱のこもった名演技でした。




難しい車いすの扱いをマスターし、リアルにプレーして、本物の選手を相手にした試合シーンの迫力は、撮影、編集の上手さもありますが引き込まれましたね。




今回はパラアスリートの雇用先との関係や、スポンサー探しの難しさ、車いすをミリ単位で調整してくれるエンジニアの存在など、




なかなか知ることのない部分もしっかりと描かれていて見ごたえがありました。




一旦別のエンジニアに替えられてしまっても、注文通りに直してくれていたエンジニア役を演じた津田健次郎は、男気のあるカッコいいもうけ役でしたね。





今回は冒頭に書いた果菜子の部分以外は文句なしでした。

今回の評価は…8