北と生きたいマリアと死にたい彩女…「雪女と蟹を食う」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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マリア(久保田紗友)はコタローと呼ぶ北(重岡大毅)と生きていきたいと願い、彩女(入山法子)は北と一緒に死にたいと願う。




そんな2人は同じ男を必要とすることになると知らずに出会い、今回、同じ男なのだと気づくのでした。




テレビ東京 金曜24時12分

「雪女と蟹を食う」第8話


主演…重岡大毅

脚本…灯敦生

演出…内田英治




教会でマリアはコタローのことを話し、彩女は北のことを話し、お互いにそれが同一人物なのだと気づきます。




彩女は太宰治を読んだことがないというマリアに「斜陽」を渡し、札幌を後にします。




北はマリアと生きた方が良い、自分だけで死のうと心に決めたんでしょうね。





彩女の存在を知った上で、マリアは自分を危険から救ってくれたヒーローの北に、自分と生きてほしいと迫ります。




しかし、北は自分はヒーローなんかじゃないと否定し、痴漢冤罪から始まった自分の負のスパイラルを打ち明け、





彩女を1人で死なせるわけにはいかない、それを止めに行く、自分は死にはしない…とマリアに話します。




授かった子を中絶したマリアは、死にたいこともあったが、その子のためにも自分は生きなければと生きてきたと告白しましたが、




生きることを大事にしてきたそんなマリアの願いだけに、それを拒む北の辛さも痛いほど伝わりました。




久保田紗友も、重岡大毅もこのシーン、実に良かったです。

久保田紗友はめきめき力をつけていますね。将来性のある女優さんです。




今回の評価は…8