ただただ陸の幸せを願う悠磨…「プリズム」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は陸(藤原季節)への悠磨(森山未來)の深い愛情に心打たれました。

これまで多くを語られなかった部分だったので、そうなのかと思い知らされた感じです。





NHK  火曜22時

「プリズム」第7話


主演…杉咲花

脚本…ねじめ彩木

演出…船谷純矢




陸と皐月(杉咲花)の結婚話を、陸の父親、朔治(矢島健一)はどんどん進めようとして、両家が会食することに。




朔治に皐月の両親(吉田栄作、若村麻由美)は、離婚しているが再婚はしているのか?と聞かれ、耕太郎は同性とは答えずパートナーがいると答えます。




次に朔治は皐月に子どもは何人作るつもりか?まるで子どもを産むのがあたりまえのように聞きます。




皐月はあまりに「普通」を求めようとする朔治に、子どもを持たない選択もあるしそれぞれで良いのでは?と反発します。




後日、朔治は皐月との結婚はやめるように陸に言います。耕太郎に同性パートナーがいることも知ったようです。




別の女性と見合いをするように求めますが、陸は拒否、朔治は陸の会社への融資を打ち切りとします。





陸の会社はピンチに陥り、悠磨は銀行に朔治を訪ね、融資を打ち切らないように頼み込みます。頑なに拒む朔治に去り際に悠磨は言い残します。

「僕とあなたの願いは同じです」




何を言ってんだ?と面食らいましたが、悠磨も朔治も陸に幸せになってほしいという願いは一緒ということなんですね。




陸が自分を好きになり、グイグイ来た時に、朔治が2人を引き離してくれて、悠磨はこのままではダメだと思っていたので感謝したようです。




朔治と悠磨のシーンも印象的でしたが、耕太郎に後押しされ、陸が朔治に悠磨とのことをすべて率直に話すシーンも印象的でした。




普通を求める父親に陸は、こんな息子でごめんなさいと謝るのです。

陸の悠磨への思いに触れた朔治は、悠磨が海外から送ってきた手紙を渡します。




嫌悪してはずの悠磨の手紙をなぜ保管していたのか?なぜ今になって見せる気になったか?わかりにくくはありましたが



そこには悠磨が今も陸を愛していると書いてありました。

手紙を読み涙する陸。

そこへ帰ってきて、悠磨に会いに行く陸を見送る皐月。

皐月と幸せになってくれと強く求める悠磨。




三者三様の思いが、何とも切なかったです。

今回の評価は…8