最終章はコヒさんの悪役っぷりを…「競争の番人」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

いよいよ今回から最終章に突入。次回の予告では最終回とうたってなかったので、3話かけて描くつもりのようです。




フジテレビ 月曜21時

「競争の番人」第8話


主演…坂口健太郎、杏

脚本…丑尾健太郎、蓼内健太

演出…野田悠介




善人の役ももちろん良いんですが、名脇役小日向文世の悪役が私めは好きなんです。




悪いヤツなのに、何か悪いことしてますか?的な冷酷非情な感じを淡々とした演技で見せるあの感じ、たまりません。




「六本木クラス」の香川照之や、「純愛ディソナンス」の光石研とは明らかに一線を画した悪役っぷりです。





最終章はラスボス的なこの小日向文世演じる藤堂事務次官を、小勝負(坂口健太郎)はじめ公正取引委員会の人たちがいかに懲らしめるのか、それを楽しみに見たいと思います。





今回は前半をたっぷりと使い、小勝負の父親(高橋努)が、会社存続のために談合に手を貸し、当時は審査官だった本庄(寺島しのぶ)に協力してそれをリークしたら、四国の建設業界から干されるわ、嫌がらせをされるわで自殺してしまうという過去が描かれました。





談合を仕切っていたのが、当時四国の

整備局長だった藤堂で、小勝負は父親の無念を晴らすために、今や国交省の事務次官にまでのし上がった藤堂に復讐したいようです。




なかなかの巨悪で、倒し甲斐のある相手ですね。

本庄はなぜ藤堂に近づいていたのか?まともに行ったら倒せないので、わざとなびいて何かをつかもうとしていたんですかね。




こうなると、小勝負が主人公で、W主演のはずの白熊(杏)の影は薄いですね。




フランスに移住してしまう杏の移住前最後の連ドラなのに、残念なことです。




今回の評価は…7