採算度外視の父親たち…「石子と羽男」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は、隠れ家的な飲食店がグルメサイトに載ったがために常連以外の客が増え迷惑しているので、削除請求をするという話。




頑なに採算度外視の営業方針を変えようとしない父親(梶原善)と、息子(堀井新太)の反発は、




潮(さだまさし)と石子(有村架純)との関係にもリンクしていて、ほんわかした気分になる良質な人情噺でした。




TBS 金曜22時

「石子と羽男~そんなコトで訴えます?~」第8話


主演…有村架純、中村倫也

脚本…西田征史

演出…山本剛義




私めにも長年通っている浅草の居酒屋があって、そこは昔ながらの居酒屋のたたずまいで落ちついて呑めるので大好きな店なんです。




雑誌にも載らず食べログに寄稿する人も少なく、良い場所にありながらアットホームで隠れ家的な居酒屋だったんです。




ところが近年、若者たちが浅草にも進出し始めて、土日などは、今までいなかった客層の人が増えてしまい、落ちついて呑めなくなってしまいました。





ま~、それは余談ですが、今回のエピソードは、せっかくいいお店なのに客が増えないのはもったいないと、息子のお嫁さんとバイトだった女性がグルメサイトに書き込んだのでした。





息子は採算度外視する父親に苦労させられ、母親は亡くなったと恨んだようですが、 




実はワーカホリックの夫が脱サラして始めた店で、また働きすぎてしまわぬように、妻が隠れ家的な店にさせたのでした。




石子と羽男の尽力で、グルメサイトに店舗情報を削除させられ、父親は息子たちの望みを受け入れ、新規の客を増やすことにしました。




羽男は以前いた法律事務所のイヤミな弁護士(宮野真守)を裁判では負けながらも、世評を味方にしてやりこめることができましたし、




石子はギスギスして他人行儀だった潮に敬語を使わず話せるようになりました。




見終わっていい気分に浸れたのに、いきなり大庭(赤楚衛二)が放火殺人の容疑者で逮捕されました。



なんだと?

まさか…ですが、何があったんでしょうか?

今回の評価は…8