今回は何と言っても、父親の平安(船越英一郎)に憧れて警察に入った風早(浅香航大)が、
過去に刑事の不祥事を隠蔽した父親を責め、公表を迫る対決シーンが圧巻でした。
日本テレビ 木曜23時59分
「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」第9話
主演…飯豊まりえ
脚本…三浦駿斗
演出…中茎強
今回はたっぷりと尺を割いて、朱梨の父親の心野(豊本明長)が殺された15年前の、東神奈川署の様子が描かれました。
平安が署長で、心野や、雲川(山中崇)、小野寺(片桐仁)らが刑事でいて、
心野は小野寺が薬物の横流しをしているのをつかんでしまい、知られた小野寺は、心野が追っていた殺人犯、綿貫の犯行に見せかけて殺したのでした。
平安は小野寺の犯行と気づいたようで、警察官の不祥事を明らかにしないためと、綿貫を逮捕したかった心野のためにも綿貫逮捕を優先させて、隠蔽してしまったのです。
そのため、生き残った朱梨と姉の紫織(松井玲奈)が小野寺の顔を見ているかもしれないので、紫織の病室にも度々顔を出してきましたし、
朱梨の様子を探らせるために、風早を送りこんだのです。
平安の隠蔽を調べあげた風早は直接に平安に詰め寄ります。
頑なに警察組織を守ろうとする平安に、幼い頃に正義を貫けと言われたと風早は、平安の正義を問うのです。
魂のぶつかり合いのような船越英一郎と浅香航大の熱のこもった対決は見ごたえがありました。
浅香航大は徐々に力をつけてきて、腕を磨いてきましたね。これからが楽しみです。
次回は自首してきた小野寺の取り調べです。まだ明かされてない事実があるんでしょうか？
今回の評価は…8