2022年夏ドラマアカデミー賞…最優秀主演女優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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夏ドラマアカデミー賞、本日は最優秀主演女優賞と最優秀主演男優賞を発表します。



まずは最優秀主演女優賞から。

夏ドラマで女優主演作品は5本。ノミネートというのも何ですから、6人全員をまず寸評していきます。




「競争の番人」



これはW主演というより、坂口健太郎主演で杏は助演でしたね。




警察から公正取引委員会に異動させられ、その成長ぶりが見られるのかと思いましたが、あまり活躍どころもなく中途半端なままでした。




フランス移住前にもっとちゃんとした杏主演ドラマを見たかったです。





杉咲花

「プリズム」




「恋です!」の時も思い知らされましたが、このドラマでも杉咲花のポテンシャルの高さは遺憾なく発揮されましたね。



恋人、両親、友人、さまざまな事情を抱えるそれぞれに対して、自分は曲げずに向き合うヒロインをしなやかに、かつ凛然と演じて見事でした。





飯豊まりえ

「オクトー~感情捜査官 心野朱梨~」




取り調べする相手の感情がさまざまな色

で見えるという特殊な能力を持つ捜査官を演じました。




そのため、通常でも人と会いづらく変人に見えるのですが、飯豊まりえにもっとクセがあれば良いのにと物足りなさがありました。





有村架純

「石子と羽男~そんなコトで訴えます?~」




「コントが始まる」の時の有村架純も良かったですが、ちょっと偏屈というか、芯が強いゆえにあまり融通がきかない女性を演じると有村架純は良いんですよね。




このドラマはそんな有村架純の特性を巧みに活かして、対照的な中村倫也と組ませて更にそれを増幅させました。




トラウマを克服し、司法試験を受けに行くシーンは感動的でしたね。





夏菜、新川優愛

「個人差あります」




夏菜は中身が男性という難役をすんなりと演じてみせ、夏菜ならではの適役でした。




一方の新川優愛は異性化した夫に戸惑い、自分も変わっていく妻を、まっすぐに演じてました。





以上6人の中から最優秀主演女優賞に選んだのは、




杉咲花

「プリズム」





「恋です!」の時は、「最愛」の吉高由里子と熾烈な一騎討ちで最優秀主演女優賞に輝きましたが、





今回も「石子と羽男」の有村架純と真っ向勝負で、杉咲花に軍配が上がりました。




まだ24歳。これが連ドラ主演5本めで既に最優秀主演女優賞を2度獲得。

この先、どんな女優になっていくのか、楽しみでなりません。