和佳に手をさしのべる女性たち…「ファーストペンギン」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回はあれよあれよという間に国の認定を取り付け、組合長の杉浦(梅沢富美男)に大見得をきって怒らせた和佳(奈緒)ですが、




事はそう簡単にはいかず、和佳は四面楚歌に追い込まれ…





日本テレビ 水曜22時

「ファーストペンギン」第2話


主演…奈緒

脚本…森下佳子

演出…内田秀実




寂れた漁港に活気を取り戻したいと、和佳に賛同した片岡(堤真一)でしたが、あまりの組合長の怒りようにひるんでしまい、




山中(梶原善)や磯田(吹越満)とすぐさま謝りに行き、土下座して許しを乞います。





漁協を敵に回したらダメなのだと分かった和佳は漁協にも得になるように考え方を変えたり、




ニーズがあるからと、ウソの注文を装おってお魚ボックスを漁師たちにアピールしようとしますが、





片岡らは書類は読んでくれないし、魚を分けてもくれません。

杉浦は妨害したり、和佳が働く旅館に圧力をかけたり、統括さんを脅して認定取り消しに動いたり、




容赦なく卑劣に和佳をつぶしにかかります。タコ呼ばわりされたのが余程腹が立ったんでしょうね。

梅沢富美男がノリノリで敵役を演じてます。




しかし、四面楚歌になっても和佳はへこたれません。

過去に何か自分を曲げてイヤな思いをしたんでしょうね。





孤立無援に見えた和佳でしたが、同じ女性たちが手をさしのべてくれます。





まずは仲買人の重森(ファーストサマーウイカ)。コワモテですが実は優しいようで、見るに見かねてこっそり魚を分けてくれたり、魚の扱い方や混獲魚のことを親切に教えてくれたりします。




そして、ママ友の山藤(志田未来)は和佳の息子を預かってくれたり、探さないといけない家を代わりに探してくれたり、後方支援をしてくれます。





更に今回最大の功労者は農水省の官僚の溝口(松本若菜)。

認定取り消しになりそうになり、それを阻止したいと直談判に来る和佳にヒントをもらい、




女性蔑視の失言をして追及された農水大臣にイメージ回復のために、男社会の漁業界で女性が考えたアイデアを第1号の認定にするとアピールさせるのでした。





こうした頼もしい女性たちの支援で、和佳は男たちと闘っていくんでしょうね。

奈緒の意志の強さを感じさせる目の輝きに私めは魅せられております。




今回の評価は…8