初回から早くも泣けてしまった私めですが、既に下地ができているからか、今回もあっさり撃沈しました(笑)
フジテレビ 木曜22時
「silent」第2話
主演…川口春奈
脚本…生方美久
演出…風間太樹
今回はまず想がどのように聴力を失っていき、紬と最後に会った時までが描かれました。
卒業式の帰りにはもう耳鳴りがしていたようで、家族に話しかけられても気づかなかったりして、病院に行き難病が発覚。
地元を離れて大学に行く想は、公園で紬に会いました。
耳が聴こえなくなっていくから、おそらく別れようとしたのですが…
元気のない想を紬は明るく元気づけます。
「何かあったら電話して。佐倉くんが電話したい時に電話して。私、電話したくない時無いから。24時間体制だから。」
前回の記事で目黒蓮ばかり褒めて、あまり川口春奈に触れませんでしたが、この紬役の川口春奈は無垢なまっすぐさがとても良いですね。
それゆえに想や、今付き合っている湊斗(鈴鹿央士)を逆に苦しめてしまう…その皮肉さがよく出ています。
別れ際、想はついに別れは切り出せずに、紬から初めて名字でなく名前で呼んでもらいます。
紬の声が聞けるのはこれが最後かもしれない想が名前を呼んでもらうという切なさ。
何も知らずに笑顔で手を振る紬に背を向けた瞬間に泣き出す想に、まず涙腺を緩められました。
今回はこれが前フリで再会した2人が、紬が落としたイヤホンを渡すことから会うようになり、紬は手話教室に通い始めて、再度会うのです。
その時に紬は最後に会った時に電話したいとか声が好きとか言ってイヤな思いをさせたと謝ります。
すると想は優しい笑顔で「嬉しかったよ」とスマホに打った文字で返します。
今回、やられたのはその後で、なぜ耳のことを言ってくれなかったかを紬が聞いたら、
「悲しませたくなかった」
と文字で返し、それでオジさんは撃沈しました((T_T))
目黒蓮の泣きそうな笑顔がまた反則なほど切なくて、好きな人への思いやりを豊かに表現してましたね。
心配なのは、完璧なまでの優しさで紬に接してくれている湊斗。
紬に良かれと手話教室を紹介したりとか、そこまでしなくてもというところまでしてくれていますが、
紬の心が想に傾いたらどうなるのか?
闇落ちはしないでほしいと願います。
今回の評価は…8