なぜ門脇麦が京花を演じていたのか大納得の第5話でした。
門脇麦がただ者でない凄みをたっぷり堪能できました。
フジテレビ 水曜22時
「親愛なる僕へ愛をこめて」第5話
主演…山田涼介
脚本…岡田道尚
演出…松山博昭
京花がエイジ(山田涼介)に語る生い立ちや、その後の人生、なぜエイジに近づいたかの告白は、食い入って聞き続けるあまり、ぐったり疲れるほどでした。
陰惨な話をにこやかに明るく話すのが何とも不気味で、余計に闇の深さを際立たせ、ゾッとしました。
幼い頃、京花は姉と違い、両親に虐待されており、暗い押し入れに居させられていました。
そんな京花を救ったのはエイジの父親らしい殺人鬼LLが姉を殺してくれたことでした。
姉が売春をしていたことが世間に知られ、母親は自殺し、母親の言いなりだった父親の目を盗んで家を抜け出し、土管暮らしから養護施設へ。
養父母に育てられ、自分を救ってくれたLLの遺児であるエイジを探し出し、同じ大学となり近づいたのでした。
更に白菱(佐野史郎)は京花を虐待していたあの父親で、再会した喫茶店で床に落としたイチゴを、白菱に口で食べさせるシーンは急に声を荒らげる京花の豹変ぶりにゾッとしました。
白菱に拉致させた陽子は、白菱にサイばりに拷問させ、白菱は殺すまではできず自殺したようです。
陽子を絶命させたのは京花だったようです。
京花はサイコパスなんでしょうね。
そんな京花が誰かに刺されます。
エイジなのか、B一なのか。
更に驚くべきことに、B一がナミ(川栄李奈)に語るにはエイジの方がB一の作り出した別人格なのだとか。
警察が踏み込んだ時にB一は、エイジのふりをしたらしいのです。
ますますややこしいことになってきましたね。
どう展開していくのか先が見えません。
今回の評価は…7