こんなこと、このブログで書くのも我ながらどうかと思いますが、平野紫耀はジャニーズをやめてしまったら、海外進出を希望しているそうですから、当分は日本の連ドラで見ることは無いでしょう。
このドラマで、彼のめざましい成長を見るにつけ、残念だし、惜しいな~と思えてなりません。
奇しくも同じ「クロサギ」を主演した山下智久のように、日本に戻りまた出てくれる日を待ちたいと思います。
TBS 金曜22時
「クロサギ」第4話
主演…平野紫耀
脚本…篠崎絵里子
演出…平野俊一
今回は黒崎(平野紫耀)が復讐したい本命の御木本(坂東彌十郎)と直接対決の回でしたが、
もう決着ついちゃうのか？と心配したら、さすがにまだ序盤戦で、今回はまんまと逃げられてしまいました。
それにしても御木本は大物詐欺師のくせに、案外あっさりと黒崎に騙されて、チョロかったですね。
どうもまだ坂東彌十郎は「鎌倉殿の13人」の北条時政のイメージが強くて、どこか人の良さがちらついて、憎々しさが感じられないのが困ったものです。
御木本とつながっているはずの桂木(三浦友和)が、不思議と知らんぷりしているのでなぜかと思ったら、
御木本は桂木の金を使い込んでいるので、御木本を懲らしめようという魂胆のようです。
三浦友和のタヌキおやじぶりが絶妙です。腹に一物あるというのはまさにこういう感じなんだろうというお手本ですね。
白石(山本耕史)の黒崎へのからみようも面白いですね。
こういう皮肉な役こそ山本耕史の本領発揮になります。
百戦錬磨の先輩たちにからんでも、一歩も引けをとらず、堂々と自分らしさを出せる平野紫耀の大物っぷりが頼もしい限りです。
今回の評価…8