今回でいろんなことが分かりましたが、知れば知るほど、なんだかな~で、クライマックスの橋の上のシーンは、
あまりにありえないことの連続で、ツッコむより呆気にとられました、
何を見させられているのかと…。
フジテレビ 水曜22時
「親愛なる僕へ殺意をこめて」第6話
主演…山田涼介
脚本…岡田道尚
演出…保坂昭一
エイジ(山田涼介)の父親の真(早乙女太一)を自殺に見せかけて殺したのは、当時桃井(桜井ユキ)とコンビを組む刑事だった猿渡(髙嶋政宏)でした。
なぜ、殺したかと言うと、桃井に心を寄せていた猿渡は、桃井が女性を買春し、それで脅迫されているのを知り、
それがLLとおぼしき真のしわざと思い込み、山小屋に拉致されている真を怒りのあまり殺してしまったのです。
それで放火して自殺に見せかけたのですが、まだ死んでなかった真は火の中から現れ、助けに行こうとする桃井を止めていました。
これは以前の回でも流れましたが、明らかに猿渡が怪しかったですよね。
燃え残った写真についた血をDNA鑑定し、桃井は猿渡が真を殺したと知っていました。
桃井の述懐によれば、年月が流れ売春組織を摘発したら、桃井の買春を覚えていた売春クラブ社長の花坂(遠藤雄弥)を殺し、花坂と通じていたサイ(尾上松也)もどさくさ紛れに殺しました。
さて、父親のことを探るエイジを抹殺すべく、桃井はエイジに近づき、猿渡を呼び出して山中で会います。
猿渡に白状させた上で、桃井はエイジを撃ちます。
エイジに頼まれ映像を隠し撮りしていたナミ(川栄李奈)も桃井は消そうとしますが、追い詰めた橋の上にいきなりエイジが現れ、桃井にナイフをつきつけます。
離れた所から猿渡は見ていたはずなのに、なぜ黙っていたのか謎でしたし、
今度はいつの間にか猿渡が近づき、エイジに気づかれずにナミに銃口をつきつけるのも、だいぶ離れてましたからエイジに気づかれないのが謎でした。
更に、エイジがナミと格闘を始め、桃井は刺されますが、それを猿渡が何もせず見ているのも謎でした。エイジを撃てばいいのに…と。
謎だらけの中、刺された桃井はこれで地獄から抜け出せると橋から転落し自殺。
後を追うように猿渡も銃を口に突っ込み自殺。
なんだ、この人たち???
緊迫したシーンの連続なのに、ポカ~~ンでした。
たとえ、脚本家がそう書いてきても、おかしかったら演出が現実に即して変えてくださいよ。
あまりに無理の連続で呆れるばかりでした。
今回もハードボイルドな山田涼介、アクションも見せて良かったんですがね。
今回の評価は…6