今回は永沢(鈴木伸之)が辞めた上に、テレビに出てまた注文が増えて忙しくなったために、人手が足りないさんし船団に、テレビを見て働きたいと志望してきた3人が入ることに…。
しかし、その中にはさんし船団を潰しにかかる元議員である有力者の辰海(泉谷しげる)が送り込んだスパイがいました。
日本テレビ 水曜22時
「ファーストペンギン!」第7話
主演…奈緒
脚本…森下佳子
演出…今和紀
しかし、もし辰海が送り込んだ「針」である人物が、綱を切れやすくしていたなら、もうそれって立派な犯罪ですよね。
いくらなんでも酷いことをするな~と、ここは実話ではないでしょうが、前回の嫌がらせもそうですが、あまりにやり口が酷すぎて引きますよね、このドラマ。
実話をもとにしたドラマとはとても思えないレベルになってしまっています。
今回良かったのは、農水省の溝口(松本若菜)に頼まれ、水産業界の改革のため尽力しなければならなくなった和佳(奈緒)に代わり、
片岡(堤真一)が新人たちの指導もしっかりしなければと、いつになく頼もしくなったことでした。
中でも、効率優先で漁師たちに何かとたてをつく小森(北川尚弥)に片岡が言った、もっと人の気持ちを考えてものを言えというアドバイスは、若い社員指導にとかく悩まされがちな私めにも響きました。
事故をきっかけに、原因を作ったみたいに疑われた山中(梶原善)も、母親の面倒やらでいっぱいいっぱいの磯田(吹越満)も耐えきれず離れてしまいました。
残ったのは片岡と小森だけ。
ま~すぐ戻ってくれるでしょうが、さてどうなりますか。
今回の評価は…6