このドラマ、なまじ脇役も豪華なだけにその人たちをフィーチャーする回があるわけで、前回は安達祐実で今回は寺島しのぶ。
大人の事情で仕方ないんでしょうが、その分、主人公は脇に回されてしまうわけで、どうも那須田(岡田将生)が主人公っぽくないのは相変わらずです。
テレビ朝日 木曜21時
「ザ・トラベルナース」第6話
主演…岡田将生
脚本…中園ミホ
演出…片山修
今回は経営優先の院長(松平健)&事務長(浅田美代子)とナースたちの板ばさみになり苦しむ愛川看護部長(寺島しのぶ)の話でした。
ま~既視感のある話ではありましたが、面白かったのは現場の声を聞かない院長と事務長にキレて、院長の息子(泉澤祐希)がいる前で事務長が院長の元愛人だから事務長になったくせに…とまくしたてるシーンでした。
寺島しのぶと浅田美代子のバトルは迫力あったし、双方からディスられる院長がドギマギするのも笑えました。
松平健は敵役を楽しんで演じてますよね。
愛川は退職しますが、九鬼(中井貴一)が院長に話をつけてくれて戻ることができました。
九鬼は大学病院で看護部長だったみたいですね。そこで院長の何か弱みを握ったのかもしれません。
九鬼自身、かなり深刻な病気を抱えているようですが、今の病院でやりたいことって何なんでしょうか?
那須田は愛川の看護ノートに感銘を受け、院長に直談判しようとするナースたちに意見するシーンくらいしか、良いシーンは無かったような…。
認知症の患者(六平直政)とのエピソードも中途半端でしたし。
今回の評価は…6