ハンバーグが食べたくなった…「100万回言えばよかった」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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冬ドラマの期待度ランキングNo.1に選んだ作品です。

初回を恐る恐る見ました。

期待はずれの作品だったらどうしようかと…。




…で、どうだったかというと、ほぼ期待

通りで、ひとまず安心はしました。

まだこの先どうなるかはわかりませんけどね…





安心したら無性にハンバーグが食べたくなりました(笑)





TBS  金曜22時

「100万回言えばよかった」第1話


主演…井上真央

脚本…安達奈緒子

演出…金子文紀




これって映画の「ゴースト」みたいじゃない…とか、この枠で昨年放送した「妻、小学生になる。」みたいにまた成仏できない人の話か…とか、そういえば「俺の家の話」も途中からそうなったなとか、いろいろ考えてしまった人は多いかと思います。 





確かに似た設定のものは古くからいろいろあるんですが、それをいかに見せるかがポイントで、その点主要なキャスト3人の特性が活きるように脚本、演出がしっかりと工夫されていました。




悠依(井上真央)と直木(佐藤健)は中学生の頃、同じ里親のもとで育った時期があり、





高校からは離れ離れになり、2年前に再会。悠依は美容師、直木は料理人になっていて、お客さんの喜ぶ顔を見るのがやり甲斐の2人は意気投合、親密な仲になります。




しかし、ある日直木が姿を消してしまい、悠依は行方不明届を出します。そこで知り合った刑事の魚住(松山ケンイチ)は霊が見える体質で、直木の霊と遭遇。




いきがかり上、直木を見えない悠依のために直木の思いを伝えたり、直木を身体にのりうつらせて料理を作ったりします。




直木が料理人というのがポイントで、里子で一緒だった時に作ってくれたハンバーグの味を悠依は覚えていて、




それで再会も果たせたし、魚住にのりうつった直木が作ったハンバーグで、霊となった直木の存在も信じることになるのです。




「きのう何食べた?」を書いた安達奈緒子らしく、作った料理をキーにするあたりは心憎いアイデアでした。




笑顔で凛として生きていこうとする悠依

は井上真央にハマり役ですし、

無愛想でぶっきらぼうながら熱いものを秘めた直木は佐藤健ならではです。




…で、暗くなりがちな中でホッとするコミカル要素も担い、直木の霊に翻弄される魚住は、これまた松山ケンイチだからこその癒し系キャラでした。




このドラマ、全何話あるか分かりませんが、どう展開していくのか興味がわく初回でした。




なぜ直木は死んだか?

殺人事件と何か関係は?

直木の家族は?

とか、いろいろありますからね。




安達奈緒子のお手並み拝見です。

今回の評価は…8