ひとクセもふたクセもある大石静の恋愛ドラマ…「星降る夜に」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの脚本はベテラン大石静です。近年の作品を振り返れば、「和田家の男た」「あのときキスしておけば」「恋する母たち」「知らなくていいコト」「大恋愛」とクセのある作品を書き続けている感じがあります。




なので、このドラマも年の離れた産婦人科医と、ろう者の遺品整理士の純愛ってだけでは終わりそうにありません。





それを良しとするかどうかでこのドラマの評価は変わります。




テレビ朝日 火曜21時

「星降る夜に」第1話


主演…吉高由里子

脚本…大石静

演出…深川栄洋




冒頭、ソロキャンプ先でいきなり出会った青年にキスされるシーンは、大石静の願望的な妄想か?と思ってしまいました(失礼!)





んなこと、あるか~~い!ですからね。

…で、鈴(吉高由里子)の母親(岸本加世子)が亡くなったのをきっかけに、遺品整理士の一星(北村匠海)と再会するって展開でした。




鈴の産婦人科の方は、ちょっとオネエっぽい院長(光石研)はじめ、イケメンなのにドジで45歳の新人産婦人科医(ディーン・フジオカ)や元レディース総長の看護師長(猫背椿)、シニカルで毒舌家の看護師(長井短)とやけにクセの強い人だらけで、




そのインパクトが恋愛部分の印象を薄めるほど。

ディーン・フジオカに尿を頭からかぶせるとか、流石にやりすぎでしょう。




一方の一星の遺品整理士はこちらはこちらでドラマになるのに、くらいな興味深い職業で、いろんなエピソードを見たくなりました。





千葉雄大がふっくらしたのには驚きました。どうしたんでしょう?





吉高由里子も北村匠海も与えられた役をしっかりやっていますが、もっとできるのにな~の範囲。




ろう者の扱いを恋愛部分でどう見せるかは、大石静のお手並み拝見です。





今回の評価は…7