着実に進化している高橋文哉…「女神の教室」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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連ドラを見ていく楽しみの1つに、若手俳優が経験を重ねて進化していく姿を継続的に見ていけるというのがあります。





このドラマで言えば例えば今回フィーチャーされた高橋文哉。

彼は着実に進化しています。

それを見ることは嬉しくなりますし、更に次回作が楽しみにもなります。





フジテレビ 月曜21時

「女神の教室~リーガル青春白書~」第4話


主演…北川景子

脚本…大北はるか

演出…谷村政樹



高橋文哉に初めて注目したのは「先生を消す方程式」(20秋)での裏の顔を持つ優等生役で、その時の記事を読んでいただければ分かりますが、




その3ヶ月前に亡くなった三浦春馬のように将来なれるかもしれない逸材と私めは評価したのです。




その後、「着飾る恋には理由があって」ではヒロインの職場の後輩役、「うきわ」ではヒロインのパート先の同僚役とキャリアを重ね、




広く注目を集めたのは「最愛」でのヒロインの弟役。陰のある憂いを帯びた演技で存在感を示したのです。




そこからは引っ張りだこで「ドクターホワイト」「悪女」「君の花になる」と毎クールのように連ドラ出演してきました。




単なる好青年役より複雑なキャラクターの役の方が真価を見せる人なので、このドラマの真中もハマり役なのです。



法律家をめざすためにまだロースクールに通う真中は、大学の仲間は既に就職しているし、妹も自分が行けなかった会社に内定が決まり、




なんとか司法試験に受からないと行けないと、さらにプレッシャーがかかる状態。




作り笑顔で愛想よく優等生を気取っていますが、劣等感や焦燥感、不安で心中おだやかではありません。





そんな真中が今回はめざすべき弁護士とは裁判に勝てばよいということではないと、模擬裁判の授業で知るという回でした。



作り笑顔と、心からの笑顔を高橋文哉はしっかり演じ分けていました。




もう一皮むけるにはもっと難しい役に挑む時期に来ていると思いますが、成長の具合を見られて何よりでした。




このドラマでは高橋文哉より、このドラマで初めて見る水沢役の前田拳太郎や、天野役の河村花の成長ぶりに私めは注目しています。

2人ともなかなかの逸材です。




今回の評価は…6