今回は大学受験を控える娘を抱えるビオラのみどり(濱田マリ)がフィーチャーされた回でした。
ベタなエピソードではありましたが、読後感よく見終えて、今回も演奏で感動できる展開が洒落てました。
日本テレビ 水曜22時
「リバーサルオーケストラ」第4話
主演…門脇麦
脚本…清水友佳子
演出…小室直子
みどりの娘の亜美(凛美)は父親に国立大学に行けと厳しく言われており、そもそもみどりが楽団にいるのを好ましく思っていない夫は、みどりに受験勉強をアシストしろとやかましく、家庭か楽団かで悩んでしまいます。
家では防音が無いので河川敷で練習し、それは楽器にはよくないので、朝陽(田中圭)にも楽器の不調を指摘されます。
それでカラオケボックスで練習すると、おっせかいな他の保護者が担任にチクって、担任からもっと子どもと向き合うよう指導される始末。
…で、みどりは辞めると言い出すんですが、亜美はそんな簡単にやめるのかと母親をなじります。
実は亜美はチアを高校でやっていて、大学は私大に入りチアを続けたくて、母親にも続けてほしいんです。
団員たちが、何とかみどりがやめないよう説得して、亜美の高校で受験生を元気づけるための出張演奏が実現します。
前回の「威風堂々」とは打って変わって、今回は緑黄色社会の「Mela」
亜美の好きな曲でした。
みどりのビオラから始まり、次々に演奏するパートが増えていく演奏スタイルはカジュアルだし、ワクワクしましたね。
演奏が終わると今まで母親が玉響にいるのを隠していた亜美が、友人たちに誇らしげに紹介していましたし、
自分も私大を受けてチアを続けたいと、強い意志を見せました。
亜美役の凛美は「マイファミリー」で松本幸四郎の娘役を演じていた子で、名前の通り凛とした美しさで、今後期待できそうですね。
今回の評価は…7