前回がピークって感じで、今回は帝王切開で桧山(斎藤工)が出産し、いろいろと良い方向に進み、丸くおさまる最終回でした。
テレビ東京 木曜24時30分
「ヒヤマケンタロウの妊娠」最終回
主演…斎藤工
脚本…山田能龍
演出…箱田優子
前回の釈明会見で桧山が熱弁したことがすべてでしたね。
桧山が搬送された病院の駐車場に父親
の栄一(リリー・フランキー)も母親の智子(筒井真理子)も来ていて、
車を降りようとしない栄一に智子はあの会見を聞いてたんでしょう?と言って、ハッパをかけます。
栄一にしてみれば、よくぞ言ってくれた!ということを息子が言ってくれたんですからね。
勇気を出して智子とマスコミの取材クルーがマイクをつき出す中を智子をかばいながら病院に入っていくシーンは、リリー・フランキーが不思議とカッコよく見えました。
シンガポール行きをやめた亜季(上野樹里)と手分けしての育児が始まりました。
妊夫サロンの仲間たちも協力してくれるし、世の中もまた妊夫への理解が進みました。
女子高生が電車で妊夫に気づき席を譲る姿を桧山が微笑ましく見るラストは、良いラストでしたね。
このドラマは、キワモノになりそうなテーマを、自分らしく生きるとは?という普遍的なテーマへ広げていった奥深い作品でした。
今回の評価は…7