驚きのないまま引っ張られても…「100万回言えばよかった」第8話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ここまできたらもう直木(佐藤健)を殺したのは英介(荒川良々)で確定なんでしょうね。




なぜ殺したのかは、次回で。

直木はいかに成仏するかは、最終回で、ってことでしょうが、何だかテンポが悪いですね。

キャストの演技力で見られるんですが…




TBS  金曜22時

「100万回言えばよかった」第8話


主演…井上真央

脚本…安達奈緒子

演出…山室大輔




話数が多いんですよ。

この第8話くらいで終わって良かったんじゃないですかね。




はっきり言って引っぱりすぎで、多くの視聴者のテンションは下がり気味。

あとは最終回だけ見ればいいやって人もかなりいるのではないでしょうか。




英介が怪しいというのはずっと分かっていて、そのまんまでしたし、




後出しジャンケンのように出てきた莉桜(香里奈)やら、千代(神野三鈴)やら希也(永島敬三)やらも、




話をややこしく見せるために出てきたんでしょうが、あまりそちらに興味はわかず…




結局、悠依(井上真央)と直木と魚住(松山ケンイチ)を見ていたいドラマなのに、そちらは物足りなくなるばかりなんです…(ため息)





ましてや、幽霊の原田(菊地凛子)とかは、これが今後直木がいかに成仏するかの伏線なんでしょうが、ホントに尺かせぎに思えてしまうんです。

ほぼ感情移入ゼロです。





…となれば、今回の見どころは何と言っても英介役の荒川良々の不気味な怖さ。




今回のぶどうグミを食べ始めた時の、うつろな目の怖さとか、荒川良々の真骨頂でしたね。





表面では子ども好きの善人を装ってるからこその怖さ。

それは千代役の神野三鈴にも言えますね。





舞台出身の役者さんはこの手の豹変演技がみんな上手いですよね。






今回の評価は…7