今回は佐山(山崎育三郎)の実家である大病院の精神科で雑に扱われた不安障害の紺野(南沢奈央)と、
妻を交通事故で亡くして、発達障害の娘、優実(加藤柚凪)の面倒見なくてはならなくなった丸山(三浦貴大)。
2つのエピソードが盛り込まれましたが、後者の方だけで良かったのではないでしょうか。
佐山の過去ともリンクするエピソードでしたし…。
テレビ朝日 金曜23時15分
「リエゾン~こどものこころ診療所~」第7話
主演…山崎育三郎
脚本…吉田紀子
演出…Yuki Saito
紺野の方は、今どきこんな酷い会社あるのかね…と見ていてムカムカするレベル。
こんな会社辞めちゃえばいいのに…と思いながら見ていました。
佐山記念総合病院では、外来患者はどんどん診ないといけないので、紺野はあっさりとパニック障害と決めつけられ、ゆっくり診てもらえません。
たまたま会った志保(松本穂香)のいる佐山のクリニックに電話してきて、外来休診の日でしたが診てもらえます。
佐山のクリニックは児童精神科だけではないので大人が診てもらっても良いそうです。えっ!そうなの?と面食らいました。
佐山は丁寧に話を聞いてあげていましたが、紺野は労働基準監督署に訴えた方が良いです。
一方、丸山親子の方は痛ましい話でしたね。働きながら発達障害の子と向き合うのはなかなか大変なことですよね。
丸山はいっぱいいっぱいです。
そんな丸山親子を佐山は、身近な人が亡くなった人たちが集まるグリーフケアに
誘い、親は親同士、子どもは子ども同士で話をしあいます。
同じ境遇同士が話をするって良いんでしょうね。
印象的だったのは志保を外に連れ出して、佐山が可哀想にって顔で子どもたちを見るなと注意するシーン。
自らも早くに母親を亡くした佐山だからこそ、より強く言いたいことなんでしょうね。
メンタルクリニックは丁寧に患者に対応していたら時間がかかり、1日の患者数が減って赤字にはなりますよね。
難しいところですね。
佐山の子どもクリニックはどうなってしまうんでしょうか?
今回の評価は…7