冬ドラマアカデミー賞…最優秀助演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては最優秀助演男優賞です。

こちらも助演女優賞同様に冬ドラマは激戦でノミネートを選ぶのも一苦労でした。




悩んだ末にノミネートしたのは…





本田博太郎

「罠の戦争」




同じドラマに岸部一徳、高橋克典、小澤征悦、杉野遥亮、田口浩正ら多士済々の演技派が揃う作品でしたが、




やはり、「わしっずっ!」というクセ強い言い回しが耳に残る、俗物議員役の本田博太郎が途中でいなくなったとはいえ良かったです。





北村匠海

「星降る夜に」




前クール「silent」で目黒蓮演じるろう者役が評判になった後だけにやりづらかったかもしれませんが、この人らしい前向きさで生きているろう者を魅力的に演じました。




セリフはありませんでしたが、表情豊かに手話とともに感情をあらわし、この人の武器の目力も活きました。





福士蒼汰

「大奥」



やわらかな物腰の中で凛とした強さもうかがわせる有功を、ここまでしっかりと演じられたのは予想外でした。




福士蒼汰も一皮むけたなと今後が楽しみになりました。本田翼と同様にちょっと屈折したり、暗い影があったりする役の方が合っているように思います。





松山ケンイチ

「100万回言えばよかった」




霊が見える能力を持つがゆえに、死んでしまった佐藤健演じる直木の言葉を、井上真央演じる悠依に伝える立場になる魚住をこの人ならではの好人物として演じました。




ありがちな恋愛ドラマに終わらなかったのは松山ケンイチのこの役がいたからこそでした。




橋爪功

「6秒間の軌跡~花火師望月星太郎の憂鬱~」




まずは息子星太郎とのとりとめない会話が絶妙でしたね。

肩の力が抜けきったごくナチュラルな演技は演技巧者の1つの到達点を見る思いでした。




ちょっとした微妙な表情の変化で、さまざまな感情をにじませるなんてことも大ベテランならではの味わいでした。





以上、5人の中で最優秀助演男優賞に選んだのは…





松山ケンイチ

「100万回言えばよかった」



もっと連ドラに出て欲しいですね。

大河ドラマにも出演中ですが…。




朴訥なまっすぐさをいまだに失っていない天然な善良さは、真似のしようがありません。




明日は主演女優賞と主演男優賞です。