天海祐希主演なら、やっぱりこういう感じが良いよね…という初回でしたね、良くも悪くも。
フジテレビ 月曜22時
「合理的にあり得ない~上水流涼子の解明~」第1話
主演…天海祐希
脚本…根本ノンジ
演出…光野道夫
どうやら主人公の設定は元は頭脳明晰な弁護士ながら、暴行事件を起こし資格を剥奪され探偵になってるということらしいです。
…で、なぜか変装の達人でもあって、いろんな人物に化けられる…ってことなんですが、
初回を見る限りでは、あまり元弁護士だからどうということはなく、
変装好きの探偵さんが、旧知の元刑事(丸山智己)を通じて来た依頼で、悪いやつをこらしめるってだけのようにも見えました。
もっと分からないのは上水流の相棒の貴山(松下洸平)で、IQ140の天才という設定ながら、それがどう活かされるというのはあまり際立たせてはなかったし、
なぜ、そんな天才がしがない探偵の助手をやっているのかもよく分かりませんでした。
何かもくろみあってのことらしき匂わせはありましたけど…。
でもまあ、今どき珍しいめちゃくちゃモラハラ夫の悪辣な不動産ブローカー(高嶋政伸)を、その妻(戸田菜穂)と結託してこらしめる話は、
高嶋政伸が例によって(笑)憎々しさ全開のために、単純に胸がすく痛快エピソードにはなってました。
楽しんで見ればいいんじゃないですかね。前の枠の「教場0」が辛気くさいだけにこちらはこんな感じで良いのではと思います。
視聴者のニーズに応えればいいんですからね。
今回の評価は…7