コタロー(川原瑛都)が「母上誘惑オトコ」と忌み嫌う宇田(白洲迅)はなぜ、コタローの住むアパートに引っ越してきたのか?
そこには覚悟があると前回終わりで言ってましたが、どうしようってことなのか、今回で分かりました。
宇田もいい人でしたね。このドラマは悪い人が出てこないのが良いですよね。
テレビ朝日 土曜23時30分
「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」第3話
主演…横山裕
脚本…衛藤凛
演出…樹下直美
宇田を追い出そうかと狩野(横山裕)らはコタローに聞きますが、意外と様子を見ると言います。
宇田と一緒の時にコタローの母親、小夜梨(紺野まひる)はよく笑っていたからだと言うんです。
その代わりに床をドンドンと踏んで嫌がらせをしてやる…というのが可愛かったですね。
狩野は鈴野弁護士(光石研)に呼び出され、宇田を調べていたら宇田の方から訪ねてきて、探偵の青田(間宮祥太朗)から聞いて、小夜梨が死んだこと、保険金でコタローは1人暮らしをしていることを知ったのでした。
小夜梨にDVをするコタローの父親(滝藤賢一)を警察に通報したのは宇田でした。
宇田は正しいと思ってやったことでしたが、環境を変えてしまったのも事実で、悔やんでいたし、コタローにすまなかったとも思っていたようです。
小夜梨亡き今、自分がコタローを守らねばという覚悟で宇田は引っ越してきたのでした。
おにぎりでコタローと宇田の距離が縮まったのには、ほっこりさせられました。
自分は小夜梨の作ったおにぎりの味を覚えてないから、宇田に食べてどう違うか教えてほしいと頼むのです。
信頼する人が作ったおにぎりしか食べないと最初は拒んだ宇田も食べてくれました。
白洲迅はクールなたたずまいの中に温かい人情をにじませ、良い演技でしたね。
今回の評価は…8